斑入りヒメユズリハに学ぶ、無理のない植栽計画
冬の朝、ぐっと身を縮めて耐える斑入りヒメユズリハ。
植物は一度根を下ろすと、自ら移動することはできません。
葉をだらんと垂らしているのは、逃げられない寒さの中で編み出した「省エネモード」の知恵。
風にあたる面積を減らし、水分を守りながらじっと春を待つ健気な姿です。

数時間後には、何もなかったかのような顔をしていました。

斑入りヒメユズリハは常緑樹。
強すぎる直射日光による葉焼けを防ぎつつ、
建物の壁が冷たい風を柔らかく遮る盾のになるよう、北側に植えていますが、
暗くなりがちな空間を、やわらかい斑入りの葉がそっと明るくしてくれます。

植物の個性を活かしながら、
適材適所を見極めた提案を、これからも心掛けていきたいと思います。
