雨の日にこそ、庭は語りかける
雨の日の庭は、とても静かです
晴れた日の華やかさとは違い
色も光も、少しだけやわらぐ
細い枝先に宿る無数の雫
その一粒一粒が光を集め
まるで小さな宇宙のように揺れていました

花が咲いていること以上に
水を受け止める枝の繊細さや
重みを受け入れるしなやかさが際立つ瞬間
植物はただ飾る存在ではなく
風や光とともに姿を変えるいきもの
動けないからこそ
その場に順応し、環境と調和しながら生きています
庭づくりも同じだと思います
晴れの日だけを想像するのではなく
雨の日の表情まで描くこと
自然に寄り添うことで、
庭は静かに、長く、美しく在り続けます
雨の日の一枚が
そんなことをあらためて教えてくれました
